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人権擁護活動の推進及び人権尊重思想の普及高揚に寄与します

人権啓発活動

  人権擁護協力会では、このような地域の人権擁護委員の運動や人権の諸問題の解決に向けた活動を支援しております。

「人権のひろば 2017年5月号」掲載の人権啓発活動

エプロンシアター
〜望まれて〜
命の誕生「ぼくをみんなが待っている」の実践を通して

「きょう、大せつないのちのべんきょうをしました。かえってからおかあさんにぼくが生まれたときのはなしをききました。10日早く生まれたけれど、げん気な男の子でとてもうれしかったそうです。じこやびょう気に気をつけて、一つしかないいのちを大せつにしたいです」(八幡浜市立宮内小学校 1年 山ア大也)

「赤ちゃんがどんどん大きくなって、くらいトンネルをとおって頭が出てきて体が出てきます。わたしもそんなふうに生まれてきたのかなと思いました。いのちはとても大切なものでみんなをうれしくしあわせにするんだと思いました」(2年 大森悠愛)

これは、平成29年2月7日に実施した人権教室出前授業後の児童の感想です。平成21年、喜多灘小学校での出前授業を皮切りに現在まで、絵本『いのちのたんじょう』(ぱすてる書房)をもとに、工夫・改良を重ねて、可愛いエプロンとお父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃん・お兄ちゃん・お姉ちゃんの家族人形の作成、効果的なBGMの挿入、授業の終末に赤ちゃん人形を抱っこして実際にその重さを体感するなど、大洲人権擁護委員協議会独自の手作り教室が完成しました。任期に伴う委員の入れ替わりはあるものの、先輩の委員が大切に伝承してきた命の尊さを伝える着実な取り組みが、新たな委員に引き継がれ、これまで根付いてきたのです。

更に、今年度は、例年の保育所・幼稚園に加え、小学校からの出前授業の要請が増え、計12校での実施となりました。大洲・西予・八幡浜・内子・伊方の5部会の子ども人権委員がそれぞれの地域の実情や園児・児童の発達段階を考慮し、実施校と綿密な打ち合わせを行い、最も適した資料や効果的な手法による実践が行われています。

活動報告写真 エプロンシアター今後も、子ども達の純粋な感性に働きかけ、素直な問いに応える出前授業は、子ども達の人生に於て輝き続けることでしょう。


(愛媛県連・大洲協議会 福冨 洋子)


人権侵犯事件関与への取組

活動報告写真 人権侵犯事件関与への取組当協議会(委員数45名)では、平成27年9月から人権侵犯事件への関与について協議を重ねてきました。端緒は同年の全連総会で配布された「委員が関与した人権侵犯事件アンケート調査」及び人権擁護局長説明です。


最初に取り組んだのは、翌28年1月、各委員の事件関与に関する経験や認識を把握するためのアンケートでした。その結果分かったことは、過去に人権侵犯事件に関与したのは僅か4名だったこと、多数の委員が関与について前向きに考えている一方で法律や専門知識の不足等を理由に不安・躊躇をしている状況でした。

この結果を受け、法務局職員を講師にお願いして、事件の受理から処理までの流れや日数、関与に当たって委員に求められている資質等について説明会を実施しました。次に、関与のスタート日を平成28年10月1日に目標設定し、法務局とルールづくりに着手しました。愛知県連・名古屋協議会の取決めを参考に、@組織体として関与することA法務局・協議会との連携・連絡方法B担当委員の人選方法C担当委員の関与の仕方、範囲及び留意事項等について協議を重ね、5月末に法務局と当面の合意に至りました。

合意内容を全委員に周知するため、7月に意見交換会を開催し、多くの委員の理解を得ることができました。なお、僅かですが躊躇している委員には「協議会は必要に応じて研修会、説明会等を随時開催するので、まず経験してください」と説明し、理解を得るよう努めました。

その後、全委員に「担当事案についてのアンケート」を求めた結果、70%近い委員から関与の意向が示され、検討に着手して約1年、目標通り10月1日に協議会として人権侵犯事件への関与をスタートすることができました。

現在、円滑に進んでいますが、初めて経験した委員から「緊張の連続だったが、法務局職員と2人の委員で関与したため、精神的に余裕を持って臨めた。1人で対処する相談対応の方が難しいように思う」との感想も出ています。

今後も委員の意見を聞きながら、協議会として、より充実した人権侵犯事件への関与ができるよう工夫を重ね、委員の使命を果たしていきたいと考えております。

(京都府連・京都協議会 青田 勝郎)


特別支援学校や障害者施設における人権啓発について

5年ほど前から「特別支援学校の教職員35名」向けの人権講話を依頼され3年続けて実施してきた。そして2年前から、「障害者施設の入所者、その家族及び職員約70名」向けの人権講話を依頼され2年続けて実施している。

似たようなケースではあるが、対象者が異なるので講話内容には難しさがある。特別支援学校向けは、対象が教職員のみであり、通常、障害者の児童や生徒を指導する環境にある先生方。講話内容は、毎年学校側と相談して決めている。その都度、社会情勢をかんがみ、タイムリーな話題をと心がけている。

一方、障害者施設向けは、講話内容の設定がかなりむずかしい。対象が施設入所者(障害のあるひと)、そしてその入所者の家族および入所者の指導を担当する職員(先生)であり、それぞれ立場が異なる。講話の構成は、この方々がお互いに影響のないよう、配慮が必要となる。勿論、講話内容は、予め施設と打合せ、私の方から提案し、施設の了解のもと実施している。

一昨年の講話内容は、(1)国内の主な人権課題、(2)障害のある人と共に働く、(3)福祉施設における知的障害者虐待事件例。国内の主な人権課題は、参加者の皆さんに共通な話題。そして障害者のある人と共に働くについては、この施設では、入所者が販売品を作る仕事をしていて、職員と共に行っている。その時、「ちょっとした思いやり」でその仕事をうまく実行できる、というもので職員に好評であった。(3)については施設からの要望で過去の事件例を紹介。講話後、それぞれの方々から質問が30分間も続いた。そして、帰り際に、家族の方から、「このような人権の話は、今まで聞くことは無く、大変参考になった」と、感想を言われ、さらに毎年やってほしいとの要望もあった。

活動報告写真 ブロックの活動が協議会の原動力昨年は、(1)「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」について、(2)「ぷれジョブってなあに」、(3)「携帯電話やパソコン使用による人権侵害」等について話した。この時も、たくさんの質問が出て、次回も楽しみにしているところである。

(茨城県蓮・水戸協議会 吉原 桃八)


※以下の見出しをクリックすると過去の人権啓発活動内容の表示/非表示が切り替わります。

「人権のひろば 2017年3月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年1月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年11月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年9月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年7月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年5月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年3月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年1月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2015年11月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2015年9月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2015年7月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2015年5月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2015年3月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2015年1月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2014年11月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2014年9月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2014年7月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2014年5月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2014年3月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2014年1月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2013年11月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2013年9月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2013年7月号」掲載の人権啓発活動

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