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人権擁護活動の推進及び人権尊重思想の普及高揚に寄与します

人権啓発活動

  人権擁護協力会では、このような地域の人権擁護委員の運動や人権の諸問題の解決に向けた活動を支援しております。

「人権のひろば 2018年5月号」掲載の人権啓発活動

人権教室への取り組み

人権擁護委員になって2年が過ぎ、小学校高学年を対象とした人権教室を4回行った。

参加する子どもたちにとって馴染みの薄い人権について子どもたちが真剣に考えてくれるように、次のことを心がけている。

1 授業に使うDVDを繰り返し視聴する。

2 登場人物の行動・関係を捉える。

3 登場人物の台詞を書き起こし、いじめのポイントとなる言動をチェックする。

4 子どもたちが「見る・聞く・書く・話し合う」の活動をするための流れを工夫する。

5 登場人物の写真や言葉を準備し、視覚的にわかりやすく黒板に貼る。

6 子どもの考えが整理しやすいようにワークシートを準備する。

10月に行った6年生2クラス39名対象の人権教室では、子どもたちに「どんないじめがあったか、どんな気持ちだったか考えながら見ましょう」と視聴の視点を示してDVDの視聴を開始した。

視聴後、「どう思ったか」「いじめをなくすために私たちにできることは何か」「授業を終えての感想」という内容でワークシートを書いてもらい、次に「どんないじめがあったのか」「加害者・被害者・傍観者の様子や気持ち」について話し合いをした。

その中で、被害者の気持ちを考えることにより、傍観者である周りのクラスメイトの様子にも心を配り、「笑ったりはやしたてたりすることで、被害者が更に悲しい気持ちになる」ことを、多くの子どもたちが気付いた。

活動報告写真 人権教室への取り組みワークシートには「先生に相談する。いじめを見たら勇気を出して注意する。一緒に笑ったりしない」などと書かれていた。


人権教室を実施して、子どもたちが「いじめ」という問題を通じて、人権について身近に考える機会になったのではないかと感じている。

これからも、人権について身近に考え行動できる子どもたちの育成に努めていきたい。

(福島県・福島協議会 内藤 三千男)


NTTドコモと連携した「人権教室」

昨今、情報通信ネットワークサービスの整備が進む中、携帯電話やスマートフォンの普及が拡大し、児童・生徒が犯罪やトラブルに巻きこまれる事件が増加しています。また、インターネット上の「いじめ」も社会問題となっています。

活動報告写真 NTTドコモと連携した「人権教室」徳島県でも、携帯電話やスマートフォンの所持率が、小6で54・9%、中2で62・7%、高2で97・8%であることが、県教育委員会(県教委)の調査でわかりました。

そのため携帯電話やスマートフォン・インターネットの正しい利用方法や危険性について理解してもらうために、県教委・法務局・NTTドコモ・徳島県連の4者が連携し、平成26年度より「スマホ・携帯安全人権教室」を開設しております。

NTTドコモの専門インストラクターを講師にお迎えし、40分間スマートフォンや携帯電話の正しい使い方や危険性、問題点、問題が起こった際の対処法について講義していただき、残りの10分間を使って、人権擁護委員が、「命の大切さ」、「いじめをしない・見逃さない」、「困ったときには学校や家の人に相談する」ことを説明し、法務局には「相談窓口」や「SOSミニレター等の相談」があることを実物を示して紹介しています。

平成29年度は県下の45校の小中高でNTTドコモと連携した人権教室が開設され、当協議会は、小中8校を受け持ちました。開設当日は、法務局、地元の人権擁護委員2名が参加します。学校によっては、PTAの会合に合わせて開設するところもあり、親子共々学習し成果をあげています。

この「人権教室」で、人権擁護委員による指導時間は10分間ですので、要領よく的確な指導ができるよう委員研修を開いています。

また、この「教室」は、人権擁護委員の存在と役割を知ってもらうよい機会にもなっており、更に努力して継続していきたいと決意しています。

(徳島県連・阿南協議会 仁木 能業)

人権という視点でみること
中学生の人権教室の実践から

中学校は忙しい。特に夏休み前は休みに向けての事前指導や取り組みが忙しく、本当は外部の依頼などにかまっていられないのでしょうが、そこを何とかと無理をお願いし、毎年夏休み前に地域の中学校に出向いて人権講話を行っています。

元々は中学生人権作文コンテストに参加してもらえるよう、人権擁護委員が中学校を訪問し、15分ほど時間をもらって、3年生対象に人権作文の書き方を指導していました。これが定着し、学年全体での人権講話と作文指導に発展、4年ほど前からは学級毎に50分間の人権講話を行い、人権作文へのチャレンジのきっかけとさせています。

私たちの生活を規定している大本は「憲法」ですが、普段意識することはありません。人権も同様にメディアにしばしば登場しても深くは考えませんし、他人事としての扱いに終始しているのではないでしょうか。しかし、「人権」の意味を知り、これを手がかりに世の中をみると事件の真相をより深く認識でき、互いに生きやすい社会を築いていく手がかりになると思うのです。いじめも捉え方がちがってくるはずです。

人権を学習し、意識して生活することは、これから多種多様な世界の中で生きていく子ども達にとって必要不可欠な基礎だと考えます。

私たちのグループ内には3つの中学校があり、計15学級を14人の委員がそれぞれ分担し、大人びた中学生の前で講話を行います。生徒達には明るく、爽やかに学級に招き入れられるのですが、委員にとってこの50分の活動は1年の内でもっとも緊張感に溢れる時間となっています。(講話が終わると安堵感と共に充実感に満たされるのですが。)

活動報告写真 人権教室への取り組みこれからも人権擁護委員の先輩方が築いてくれた活動を失うことなく、少しずつでも改良を加えながら、子ども達の笑顔を糧に続けていこうと我々人権擁護委員一同心しているところです。

(山梨県連・甲府協議会 松村 正広)



※以下の見出しをクリックすると過去の人権啓発活動内容の表示/非表示が切り替わります。

「人権のひろば 2018年3月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2018年1月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年11月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年9月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年7月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年5月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年3月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年1月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年11月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年9月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年7月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年5月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年3月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年1月号」掲載の人権啓発活動

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